50歳を過ぎて夢を追う事は「逃げ」ではない

「稼ぐための仕事」と両立させることが前提

夢を追い続けるために仕事を辞めるのは“逃げ”なのでしょうか?(写真:Kazpon/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

私は、20~40代までずっと運送業に携わってきました。しかし10代の頃からの一貫した夢は、画家になることです。運送業で生活を支える一方で、空いた時間はマイペースに絵を描いていました。そうして都会で孤独に暮らしていたのですが、近年家族の介護が必要になり、田舎に帰省しました。
それからは、ギリギリ食べているだけの職を見つけ、思う存分、絵を描いてました。介護が必要な祖母も施設に入所したためです。しかし、ギリギリの収入では画材も満足に買えず、食費も切り詰める生活で、あまりに苦しいので、もう1つ仕事を見つけることにしました。
ところが、これが朝から晩までびっしり宅配物を配る仕事で、クタクタになるのです。道もまだまだ覚えきれてなく、入って1週間経ちますが、もう辞めたくて仕方がありません。しかし会社は自宅の目の前にあるという、なんとも逃げるにも逃げれらない気分で、胃に穴があきそうです。なにぶん田舎なもので、辞めるに辞められず、どうすればいいでしょうか?
私はほんの数万円稼げる仕事をと思って入ったのですが、この会社も人手が足りないのか、経験者の私にかなり期待しているようです。
私はもう逃げたいです。運送業はもう死ぬほどやりました。私がこの先、魂を込めたいのは画業だけなのです。これは逃げでしょうか? ご意見お聞かせくだされば、幸いです。
ドライバー A

夢をあきらめないためにはどうすればいい?

若い頃からの夢である画家になることをあきらめずにまい進する――いいじゃないですか。夢の追求は決して逃げではありませんし、年齢にかかわらず夢を持っていることで人生の目的が生まれ、漠然と過ごすよりは格段によいと思います。

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ただし、Aさんのご年齢を考えるとただ夢を追っていればいいというだけでなく、責任ある大人としてきちんと仕事をして、稼いでいく必要はあります。

現時点で画家として生計を立てられるわけではないと察しますので、あくまでも画業は生活の一部として残しつつ、稼ぐための仕事と両立させることが前提となります。

現在の仕事は両立そのものが困難なように、ちょうだいした文章からは思われますので、住む場所を変えるなど、Aさんにとっての職業上の選択肢がより広がる場所に移ることも含めて検討するべきです。

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