ミドルエイジクライシスを侮ってはいけない

40代になったら心がけるべき3つのこと

「ミドルエイジクライシス」に陥ってしまう前に、そうならないための必要なことを3つ伝えます(写真:よっしー/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

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「ミドルエイジクライシス」という言葉をご存じでしょうか。人生の中盤に差し掛かり、仕事もプライベートもある程度の経験を積んで、今一度、自分自身を振り返る時期を迎え、今までの自分とこれからの自分の狭間で、「このままでいいのか」と不安や葛藤を抱え、不安定な状態になることを指します。「ゴーギャンコンプレックス」とも言われるもので、こちらの言葉を知っているという方もいるのではないでしょうか。

人生の転換期を迎え始める40代

フランスの画家であるポール・ゴーギャンは、もともと実業家でしたが、40代になると妻子を残し、タヒチに移り住みました。このエピソードに象徴されるように、人生の後半を目の前にして、このまま人生を終えたくない、自分の好きなように生きたいという欲求が大きく膨らむ時期なのです。

いい意味での転換期になる場合もありますが、現状を大きく覆すことになりかねない危機的な時期とも言えます。

ひたすらに一生懸命やってきた人も、これまで流されるままに生きてきた人も、このままでよいのかと立ち止まる時期で、やり残したことがある人は、「自分はこんなものではない」と焦りを感じてしまいます。また犠牲にしたことが大きい人は、「本来の自分自身を取り戻したい」という欲求を強くするのかもしれません。

こういった気持ちはどの年代にも存在するものですが、40代になると、体力の衰えを感じたり、職場での立場など先が見えてきたりすることによって、人生の後半を意識し始めます。それゆえに、「まだ、今なら何とかなる」「これを逃したら先がない」と、精神的に追いつめられやすいのです。

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