居住環境の整備具合などを示す「快適度」は、東松島市(宮城)が2年連続の1位となった。仙台市と石巻市の間、仙台市から北東30kmの太平洋沿岸に位置。石巻市と隣接し、広域石巻圏の西端にあたる。
東日本大震災では津波による大きな被害を受けたが、ハード面の復興が進み、「世帯当たり新設住宅着工戸数」が7位、「人口当たり都市公園面積」も11位。人口の社会増加率(転入、転出による流入超過率)が高く、「転入・転出人口比率」は昨年から順位を上げて87位となり「快適度」2年連続1位となった。
転入1位の福津市が次点に
2位は昨年3位から順位をひとつ上げた福津市(福岡)。福岡・北九州両政令市の中間に位置し、通勤・通学に便利な住宅都市である一方、豊かな自然も残り、温暖な気候を利用した農産物の栽培も盛ん。人口の伸びが大きく、「転入・転出人口比率」は1位。「世帯当たり新設住宅着工戸数」も昨年から順位を落としはしたが、19位と高い水準にある。
3位はランキング総合1位の印西市(千葉)。もともと高い「転入・転出人口比率」をさらに伸ばして7位とし、「快適度」の順位を上げた。
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