親は無自覚「子どもハラスメント」の深刻実態

パワハラ、セクハラの構図と酷似している

「子どものため」というのは親にとって都合のよい言い訳かもしれません(写真:jackscoldsweat/iStock)

最近、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントに関するニュースを見ない日はありません。日本では財務省の福田事務次官が女性記者へのセクハラで辞任し、髙橋狛江市長が女性職員へのセクハラで辞任しました。

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アメリカでは、ハリウッドの大物プロデューサー・ワインスタイン容疑者が、女優や女性社員に対するセクハラで逮捕されました。性的被害の告発運動「ミー・トゥー」を世界的に拡大させるきっかけになった人物です。

セクハラを指摘された人の中には、次のような言い訳をする人もいます。

「お尻を触ったって? こんなのセクハラじゃありませんよ。これはあいさつですよ。円滑なコミュニケーションのためなんです。悪気はないんです。昔からみんなやってきたでしょ」

こういうことを言えるのは、被害者がどれくらい嫌な気持ちになって苦しんでいるかわからないからです。また、その人に恋人や夫や妻がいる場合、どんなに嫌な気持ちになることでしょう。その親も非常に不愉快な気持ちになるはずです。もし被害者に子どもがいる場合、その子はどんなに嫌な気持ちになることでしょう。

身近にあるパワハラ

パワハラに関しては、栄和人・日本レスリング協会強化本部長が伊調馨選手へのパワハラで辞任しました。

パワハラは身近にあります。私もあるファミリーレストランの厨房で、店長らしき人が店員に対して「なんで、お前、こんなこともできないの? 他の人はちゃんとやってるよ。もっとちゃんとやらなきゃダメだろ。お前、給料泥棒って言葉知ってる?」などと言っているのを聞いたことがあります。無関係の私ですら、いや~な気持ちになりました。いくらなんでも、こんな言い方はないでしょう。もっと別の言い方があるはずです。

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