雨の日が楽しくなる、ツウっぽい「英語表現」 「晴れ男」「雨女」を英語で説明できますか?

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この「雨男」や「雨女」のコンセプトをネーティブに伝えようと思ったら、説明するしかありませんので、

○ John brings the rain with him.
ジョンは雨男だ 〔ジョンは雨を連れてくる〕
○ Jane always brings the rain wherever she goes.
ジェーンは雨女だ 〔ジェーンはどこにでも雨を連れてくる〕

のように言うといいでしょう。alwaysをつけると「いつも」と強調した感じになります。「雨男」ではなく、「晴れ男」と言いたいときは、the rainの代わりにthe sunを使えば通じるでしょう。

John brings the sun with him.ジョンは晴れ男だ
Jane always brings the sun wherever she goes.ジェーンは晴れ女だ

海外ではあまり一般的ではない

ただ、「天気を左右する不思議なパワーを持っている人がいる」という考え自体が、海外ではあまり一般的ではないでしょう。「雨男」「雨女」の話をしたら、「そんなわけない!」と言われてしまう可能性もありますので、ご注意を。

本人いわく、ジョンは日本人の奥さんに「雨男だ」と言われているようです。旅行に行くと雨が降ることが多いようで、すべて彼のせいにされているのだとか。「ジョンは傘が手放せないね」とからかうと、「あんまり傘は使わない」とまじめな顔で応答してくれました。さすがイギリス人! どうやら彼は、日本の雨でも濡れて歩いているつわもののようです。ゲリラ豪雨には遭遇しないといいのですけれどね。

ちなみに案の定、彼は「『晴れ男』や『雨男』なんていうものは、ただの妄想だ」と思っているようです(笑)。

箱田 勝良 英会話イーオン 教務部 チーフトレーナー

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はこだ かつよし / Katsuyoshi Hakoda

1972年静岡県熱海市生まれ。1995年筑波大学国際関係学類卒業、株式会社イーオン入社。

講師として、これまでに約1万人を教える。スクールの講師を経た後、法人部教務コーディネーターとして、多くの企業の研修カリキュラム企画と講師を担当。楽天の社員の英語力研修も担当した。TOEIC(R)テスト990点満点、実用英語検定1級。

学生時代には1年間の留学以外には海外経験なしで、日本に住み暮らしながら英語力を飛躍的にアップさせた。その自身の経験を基に、現在は教務部のチーフトレーナーとして、イーオン全体の講師の研修やカリキュラム立案に関わる。

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