この「雨男」や「雨女」のコンセプトをネーティブに伝えようと思ったら、説明するしかありませんので、
(ジョンは雨男だ 〔ジョンは雨を連れてくる〕)
○ Jane always brings the rain wherever she goes.
(ジェーンは雨女だ 〔ジェーンはどこにでも雨を連れてくる〕)
のように言うといいでしょう。alwaysをつけると「いつも」と強調した感じになります。「雨男」ではなく、「晴れ男」と言いたいときは、the rainの代わりにthe sunを使えば通じるでしょう。
○ Jane always brings the sun wherever she goes. (ジェーンは晴れ女だ)
海外ではあまり一般的ではない
ただ、「天気を左右する不思議なパワーを持っている人がいる」という考え自体が、海外ではあまり一般的ではないでしょう。「雨男」「雨女」の話をしたら、「そんなわけない!」と言われてしまう可能性もありますので、ご注意を。
本人いわく、ジョンは日本人の奥さんに「雨男だ」と言われているようです。旅行に行くと雨が降ることが多いようで、すべて彼のせいにされているのだとか。「ジョンは傘が手放せないね」とからかうと、「あんまり傘は使わない」とまじめな顔で応答してくれました。さすがイギリス人! どうやら彼は、日本の雨でも濡れて歩いているつわもののようです。ゲリラ豪雨には遭遇しないといいのですけれどね。
ちなみに案の定、彼は「『晴れ男』や『雨男』なんていうものは、ただの妄想だ」と思っているようです(笑)。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら