GW直撃?「ガソリン価格」はどこまで上がるか

昨年より1割高、今後の原油高を読むポイント

都内のガソリンスタンド。価格がジリジリ上昇している(写真は本文とは関係ありません)(記者撮影)

いよいよ始まった大型連休、ゴールデンウィーク(GW)。車で遠出する人も増え、ガソリンスタンドを利用する人も多くなる。

ガソリン価格はジリジリと上昇している。都内のあるセルフガソリンスタンド従業員は、「ゴールデンウィークの値上げは避けたい」と話しつつ「この1週間で5円値上げした。ゴールデンウィーク後に大幅値上げもありうる」と語る。

原油高が徐々に影響

石油情報センターが4月25日に発表した石油製品価格調査(4月23日時点)によると、全国のレギュラーガソリン価格は144.1円/リットル。前週比では0.8円の値上がりにとどまるが、昨年同時期と比べると約1割値上がりしたことになる。地区別で見ても関東で143円、近畿で144円といずれも高止まり。原油高と円安が影響し、ゴールデンウィーク中も値上がりは続くと石油情報センターは予想している。

ガソリン価格が高くなっている主な要因は原油高だ。1バレル=50ドル弱だったWTI原油先物は上昇を続け、現在は70ドル弱を推移している。みずほ証券投資情報部シニアコモディティアナリストの津賀田真紀子氏は、産油国の協調減産の影響を第1の理由に挙げる。

2016年12月に石油輸出機構(OPEC)とロシアなどの産油国が合意した原油の協調減産は順調に履行されており、経済協力開発機構(OECD)諸国の原油在庫も順調に解消されている。協調減産の期間は延長され、2018年末まで行われる予定だ。

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