33歳MBA会計士が手にした「人生第二章」 東京の会社員から、アジアのリーダーへ

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大手会計事務所の会計士から、MBA留学を経て起業家へ(写真左が大橋智宏さん。デューク大学の友人たちと)

MBA留学は人生を変えるのか? 前回記事に続き、昨年11月より連載した「超一流MBA校で戦う日本人~世界一すごい授業が人生を変える」に登場した方々の、「MBA留学後」をお伝えします。

今回は、卒業後、日本の中小企業の海外進出を支援する会社を東京で起業したデューク大学フュークアビジネススクールの大橋智宏さん(33)です。

あの人気連載を大幅に加筆。9月27日、『世界最高MBAの授業』として刊行しました

大橋さんは、デュークに留学中に、インドのハイデラバードにある経営大学院、インディアン・スクールオブビジネスに交換留学。卒業後は、さらに、中国の北京大学光華管理学院に短期留学しました。

最近は、どの学校も交換留学制度に力を入れていて、欧米の経営大学院に通いながら、交換留学でほかの経営大学院で学ぶことも簡単にできるようになりました。

しかし、やはり主流は、ロンドンビジネススクールとUCLAアンダーソンスクール、ダートマス・タックとスペインのIESEなど、欧米の大学院間での交換留学です。

インドやアフリカなど、新興国に滞在するのは、プロジェクトやスタディツアーで数週間、というのが普通で、大橋さんのように2カ月もインドに交換留学して、卒業後も1カ月、北京に留学したという人はまれです。

大橋さんは、「将来、アジアの新興国で起業する」という目標を持って、デュークにMBA留学しました。現地への交換留学にこだわったのは、「現地へ行かないと市場もわからないし、本当のネットワークは築けない」と思ったからです。

昨年12月、インド留学中に大橋さんを取材した際には、「インドで起業することも念頭に置いています」と言っていて、筆者は、あのインドで裸一貫、日本人が起業したらすごいな、と心の中で期待していました。

ところが、大橋さんは、東京で起業することを選びました。そこには、インドに滞在し、綿密に市場調査をした大橋さんならではの冷静な判断がありました。

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