「ほぼ日」の母が、40代で最高に輝ける理由

母の正念場は、言い訳のきかない40代?

最近、筆者は「40歳」という年齢は、女性にとっても男性にとっても転換点である気がしてならない。

だいたい人生の折り返し点であると同時に、いよいよ「若さ」と決別する時期だ。特に女性の場合、今までは「若いから」「かわいいから」で許されてきたことが、許されなくなる。ワーキングマザーなら、「子どもが小さいから」の言い訳もそろそろ使えなくなってくる頃だろうか。いずれにしても、周囲が自分を見る目はガラッと変わる。

だが、定年は65歳までに延びるし、まだまだ長く働くことを考えると、このままでいいのかと、今後の身の振り方を考えざるをえない。

専門職で行くか、マネジメントをして出世の階段を目指すべきか。転職すべきか、とどまるべきか。独立すべきか、否か――。

「ほぼ日刊イトイ新聞」でサイトの運営や日用品のネット販売を行う東京糸井重里事務所取締役、CFOの篠田真貴子さんは、40歳でこれまでのキャリアをガラッと一新した人だ。

経歴は華麗の一言に尽きる。ジョンズ・ホプキンス大学修士、ペンシルバニア大ウォートン校MBA、マッキンゼーのコンサルタント、ノバルティスファーマのマネジャー、ネスレの幹部候補……。

そして、現在は9歳になった男の子と5歳の女の子のお母さんでもある。

そんな“凄母”は、なぜ、ドメスティックで小さな組織に転じたのか? そして、どうしてこんなに幸せそうなのか?

夫婦で退職して、MBA留学へ

こんなことを言ったらご本人は嫌がるかもしれないが、篠田さんは、いわゆる「いいとこのお嬢さんの優等生タイプ」だった。

帰国子女で、中学校から慶應義塾。最初の就職は、「何の苦労もなく」日本長期信用銀行(長銀=現・新生銀行)に入行。

「エスカレーターで大学まで行って、バブル入社組で。内定をもらった時期は“拘束”されたりして。世間知らずもいいところよねぇ」

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10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

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