一昔前よりビジネスパーソンの「かばんの中身」は軽くなっているに違いない。何せ、最新のニュースや自分のスケジュールは手元のスマホでいつでもチェックできるし、街中にあふれたコンビニに飛び込めば、いつでもどこでもほとんどのモノが購入できる。
ようするに、会話のネタを仕入れるための雑誌や新聞、あるいはパンパンに膨らんだシステム手帳などを、どっさりとかばんに入れて持ち歩く必要はなくなっているからだ。ITリテラシーも高く、モノへの執着も少ないといわれる若手社員の方々ならなおさらだろう。
だからこそ、営業先や移動中、または接待の席で「アレを持っていれば……」と悔やむ瞬間が、ままあるものだ。裏を返せば、かばんの中に潜ませておけば、周囲から「準備がいいね」「なかなかやるねえ」と感心されるような“お役立ちビジネスグッズ”はまだまだあるわけだ。
そこで先輩社員たちにリサーチ。若手社員に教えたい「かばんの中に潜ませておくと、いざというときに、本気で“使える“グッズ」を紹介したい。
名刺入れはもう1つ持っていたほうがいい
1.スペア名刺入れ
言うまでもなく、「名刺入れ」は社会人の必須グッズだ。しかし先輩方、特に営業系の人から多く聞こえてきたのが「名刺入れは2つ持つ」という意見だった。なぜか?
「若い頃、バッグの中に入れっぱなしなので安心していたら、営業先で見つからない。『あ、オフィスの机に置いてきちゃった』という失敗が何度かあって……。そこでメインとなる名刺入れとともに予備の名刺入れをつねに用意するように。かばんの奥のポケットに忍ばせておくようにしている」(情報・男性・44歳)
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