「日本女性はかわいそう」と英国人が言う理由 「嫁にしたい」と言われる裏側には……

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ちなみに、マンガ内に出てきた「男の理想的な人生とは……」のジョークについてあとで調べてみたところ、内容はいろんなバージョンがあるようでした。さらに「ヨーロッパの会社の給料をもらうこと」とか、「フランス人の愛人を持つこと」とか(笑)。「フランス人の愛人を持つこと」もあるとなると、「妻は日本女性」については、さらにう~んと考えさせられましたよ。

そして、この記事を読んで「お手伝いさんなんて別世界すぎて自分とは関係ないよ!」と思った人もいるかもしれませんが、確かに人件費が高い日本でレギュラーで頼むのは無理にしても、つかれがたまってどうしようもないときだけでも、たまに外部サポートをいれるのはかなりアリだと思うのです。

取り入れるも取り入れないも自由

マンガに描いたように、いまは家事育児についていろんな情報が手に入る時代。人の方法を取り入れるも取り入れないも自由だし、もし取り入れる場合、自分の家庭にあった形でアレンジして取り入れる、というような柔軟さが、つかれた家庭を軌道修正していくためには大事なんじゃないかな?と私は思っています。

ちなみに、外部サポートについては、日本に住みながらも外部サポートをうまく活用している人もすでに取材済みで、自分自身の体験もあるので、いつかガッツリ詳しくそのメリットデメリットを紹介したいと思っていますよ~。

というわけで今回のまとめ。

夫婦だけではこなしきれない家事育児量につかれる。

今の状況でおカネを何に使うのがいいか、よくよく考えて、
必要なら外部サポートを頼む。

皆さんの家庭の「夫婦ふたりの時間をつくるための工夫」「つかれない家事育児分担のコツ」があれば、ぜひコメント欄で教えてください!

さて、次回はこの夫婦の話の最終回です。今回Sさんにあっさり言われた「働いているいないにかかわらず、家事育児は男女で平等に分担する」ということについて、もう少しつっこんで質問してみました。たとえ妻が専業主婦でも夫は家事育児を積極的にやるべきだ、という考えの根本にあるものは何なのでしょうか?

ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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