衝撃!ビットコインに潜む「不都合な真実」

報道を鵜呑みにしていたら危ない

これまでは、ほとんど「中国の中国による中国のためのビットコイン」だった?(撮影:尾形文繁)
今回の講義では、『アフター・ビットコイン』の著者で、ビットコインバブルに警鐘を鳴らす中島真志先生からビットコインの話を聞いています。全4回シリーズの3日目は、ビットコインに関して世間が持っているイメージがいかにあやふやなのかを解説してもらいました。これを読むと「バラ色のイメージ」が崩れるかもしれません。

ビットコインの不都合な真実とは?

この連載の過去記事はこちら

中島:ビットコインについての一般的な認識には、9つほどがあります。順番にあげていくと、①多くの人が利用している。②世界中で取引されている。③高い信頼性がある。④おカネとして使われている。⑤マイナーは、いつまでもマイニングをやってくれる。⑥発行上限を迎えるのは120年後である。⑦取引量に限界はない。⑧仕組みは、皆で支えている。⑨世界を変える通貨である。

木本:項目を見ると、すばらしいものとしか思えないです。

中島:では、それらが本当なのかを検証していきましょう。『アフター・ビットコイン』は衝撃の本と言われますが、取引を広めたい人にとっては不都合な真実を明らかにしてしまったので、ビットコイン取引所の方からは反発されています。

木本:ネットでもよく書評を見ます。あまり触れられたくないという風潮があるような……。僕も読ませていただいて、正しい知識が得られたと感じています。

次ページビットコインを本気で所有している人はごく一部
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 岐路に立つ日本の財政
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • CSR企業総覧
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
人望のない人は「たった一言」が添えられない
人望のない人は「たった一言」が添えられない
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
漂流する東芝<br>舵取りなき12万人の悲運

再出発したはずの東芝の漂流が止まりません。再建請負人の車谷暢昭社長が電撃辞任。緊張感が増すファンドとの攻防や成長戦略の構築など課題は山積しています。従業員12万人を超える巨艦企業はどこに向かうのでしょうか。

東洋経済education×ICT