営業が強い保険会社はどこか?
営業が強い保険会社はどこなのだろうか……。先日「保険に入るのなら、トップセールスの人にお世話になりたい」と言うお客様とお会いした際、浮かんだ自問です。一般に営業担当者の報酬は、新契約を獲得する力に大きく左右される体系です。そこで、営業職の給与を開示している保険会社のディスクロージャーを調べてみることにしました。「平均給与」を確認すると見えてくることがあるのではないか、と考えたのです。
2016年度の実績は表のようになりました。ただし、あくまで参考にとどまることをお断りしておきます。給与額は、当該年度の税込み平均と、年度末である3月の税込み平均を表記している会社が混じっています。また、賞与や時間外手当は含まれていないので、年収での比較も不可能です。さらに代理店についてもデータがないため、たとえば、保険ショップの人たちなどは対象になっていません。
会社名 | 平均給与 |
プルデンシャル | 1458 |
東京海上日動あんしん | 749 |
損保ジャパン日本興亜ひまわり | 668 |
ソニー | 653 |
メットライフ | 629 |
三井住友海上あいおい | 453 |
大同 | 389 |
アクサ | 312 |
三井 | 298 |
日本 | 295 |
かんぽ | 292 |
マニュライフ | 284 |
第一 | 265 |
明治安田 | 257 |
住友 | 254 |
太陽 | 230 |
富国 | 224 |
朝日 | 156 |
一見してわかるのは、外資系、損保系会社の平均給与が高いことです。この点については、転職組の男性セールスが多い外資系や損保系の保険会社では、当初の1~2年間、大手生保などより高額の固定給を保証していることが関係しているかもしれません。
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