生命保険選びの基本は「入らないこと」である

自動車保険と同じスタンスで決めよう

生命保険選びも自動車保険の加入法に倣って考えてみましょう(写真 :Graphs / PIXTA)

「自動車保険」は正しい選択を行っている

「生命保険は難しい……」。いろんな人から言われるたびに、皮肉ではなく「面白いものだな」と感じます。「自動車保険」では、ほとんどの消費者がさほど迷うこともなく正しい選択を行っているからです。

この連載の一覧はこちら

それは、「自分では調達できない大金が必要になる事態」に限り保険に頼るという選択です。たとえば、事故で他人を死に至らしめた場合に生じる賠償責任については、保険金額に1000万円や3000万円といった上限を設けず「無制限」とします。億単位の賠償金が求められる場合もあるからです。

そのかわり、車自体には保険をかけないことにする人も珍しくありません。中古車で買い替えても数十万円程度と評価される場合などがそうです。車が破損したり、盗難に遭ったりする可能性と、その際に発生する費用を考えると、車両保険の保険料がもったいない、と判断されるわけです。

また車両保険に入ることにする人にも、10万円までの修理費用は自己負担にするといった条件をつけることで、保険料を抑えるプランが好まれる傾向があります。さらに、保険料が「掛け捨て」になることを嫌って、「満期金」や「お祝金」が支払われるプランを求める人とお会いしたこともありません。

次ページ生命保険選びも自動車保険の加入法に倣うと…
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • 「コミュ力」は鍛えられる!
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
進化し成長するクラウド市場<br>アメリカ3強が争う世界覇権

米国の巨人企業たちが今、しのぎを削るのがクラウド事業だ。先行したアマゾン ウェブ サービス(AWS)が過半のシェアを握るが、マイクロソフト、グーグルの猛追ぶりはすさまじい。導入が進む日本企業のクラウド活用事例も多数紹介。