生命保険に「広告の印象」で入るのは間違いだ

思わず心を揺さぶられる4つの危ない表現

心を動かされるキャッチコピーに騙されてはいけません(写真:sasaki106 / PIXTA)

読者の皆さまが、テレビやインターネットなどで保険の広告に接する機会は日常的にあると思います。ところが、広告の文言には、消費者の正しい判断の妨げになると感じるものが少なくありません。

そこで今回は真に受けては危ない(スルーしたほうが良いと思われる)コピーの見分け方をご紹介します。

要注意!真に受けては危ないコピー

1 他人事ではないリスクに備えましょう

たとえば、要介護などの認定者が2000年から2015年の間に約2.8倍に増えているデータをもとに「介護は、どのご家庭でも起こりうる身近な出来事です」などと展開される広告やセールストークに付き合う必要はありません。

保険での備えがふさわしいのは「発生する可能性が低く、身近に感じることが難しいリスク」だからです。

常識でわかることです。要介護認定者が増える一方であれば、保険金の支払いも増え続けることが懸念され、現行商品は販売中止になるのではないでしょうか。また、今後の商品開発も難しくなるはずです。

それなのにリスクの高さが強調され、保険加入が促されるのは、あらかじめ保険金の支払い確率をかなり高めに見込んだ料金設定が行われているのかもしれません。

あるいは引用されているデータと現実の保険金支払いには、隔たりがあることも想像されます。ともあれ、論理的に無理がある勧誘は「何かヘンだ」と判断し、遠ざけたほうが無難でしょう。

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