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渋谷に上陸した「Plug and Play」の正体 スタートアップ支援の新潮流になるか

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  • 石井 芳明 経済産業省 新規事業調整官
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「これまで、キャピタリストとしてスタートアップを支援していく中で、大企業とスタートアップの連携の難しさに直面する機会が多くありました。特にクロスボーダーとなると、そこに文化や商慣習・言語の問題などが相まって残念な結果になったケースも。われわれは、これまでのアクセラレーターが実施していなかった海外スタートアップも日本に呼び込み、一緒に支援をしていきます。その中で、大企業・国内スタートアップ・海外スタートアップのミックスだからこそできる、”日本の当たり前に縛られない価値“を生み出していきたいと思います。また、これが実現できるのは日本を代表するそうそうたる企業様に全面的にバックアップいただいているからだと思います。皆さんからお力添えいただき、しっかり還元できるよう尽力してまいります」

誰でも入っていけるオープンな雰囲気

Plug and Playはシリコンバレーの地で、起業家や投資家と連携を図ろうとする人がまず訪れるべき入門編の場所といわれてきました。活気があり、誰でも入っていけるオープンな雰囲気があるからです。

今回のイベントでも、ほかのスタートアップイベントでは見られないスーツ姿の人も多数出席し、参画プレーヤーの広がりを感じることができました。コアなメンバーだけでなく少し離れた人たちを巻き込むことが大切。かつてビットバレーと呼ばれ、日本におけるスタートアップムーブメントの発祥の地となった渋谷においてPlug and Play Japanが、新たなムーブメントを起こそうとしていることは意義深いと思います。

筆者は、創設まもないPlug and Playを訪問したことがあります。恒例になっている壁へのサインを書きながら、「このようなオープンで活力のある拠点が日本にもできれば」と思っていました。それから10年、日本のスタートアップをめぐる環境は大きく変化し、Plug and Play Japanが発進。渋谷にできたシリコンバレーのさらなる拡大と、それと連動する日本企業のイノベーションの加速を期待しています。

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