渋谷に上陸した「Plug and Play」の正体

スタートアップ支援の新潮流になるか

Plug and Playはシリコンバレーのサニーベールに本拠を構えるスタートアップ支援組織。「アクセラレーター」といわれ、創業初期の事業立ち上げを加速する役割を担います。

支援プログラムでは、幅広く起業家を募集し、多数の応募の中から選んだ潜在力のある起業家に対して、3カ月の期間限定で支援を実施します。オフィス、専門スタッフによる経営アドバイス、投資家や経営人材のネットワークなど、必要な資源を集中的・効率的に提供することで成長促進を図るモデル。また、起業家、投資家、連携企業の集まるイベントやミートアップも数多く開催しています。

2006年の創設で、支援先企業は2000社以上。それらの資金調達総額は60億ドルを超えます。投資部門であるPlug and Play Venturesは1998年から投資活動をしており、PayPalをはじめ、Dropbox、LendingClubなどグローバル展開するユニコーン企業も投資先です。そして、「Silicon Varley in a Box」 をキャッチフレーズに、全米各地、欧州、アジアに22拠点を構え、シリコンバレーの活力を凝縮してそれぞれの施設で提供しています。

日本進出の狙いは?

Plug and Play Japan代表のフィリップ・誠慈・ビンセント氏は今回の日本展開について次のように語ります。

「私たちはこれまで、世界各地のさまざまなベンチャーエコシステムづくりをサポートしてきました。そして今回の挑戦は、かつてテクノロジーで世界の頂点にいた日本に、最新のイノベーションを活用してもらうことです。まだ若い日本のベンチャーエコシステムを各国のベンチャーエコシステムとつなげることで、新しいグローバル化の波をつくりたいと思います。私たちの持つ、さまざまな産業分野でのプラットフォームづくりのノウハウと、日本のトップ企業のご経験や経営資源を組み合わせることで、日本社会の起業家精神に火をつけたいと考えています。そのためにまずは、スタートアップと大企業の確固たるパートナーシップの形成をしっかりと進めます」

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