公立中高一貫校に強い塾は何を教えているか

ひとり勝ち「enaの授業」からわかること

公立中高一貫の名門として知られる東京都立小石川中等教育学校(撮影:今井 康一)

東京都の公立中高一貫校から東大に40人合格

中学受験をして私立中高一貫校に進学するか、普通に地元の中学校に進学するか――。それとは違う第3の選択肢が「公立中高一貫校」だ。現在たとえば東京都には11の公立中高一貫校がある。

2011年には東京都立の中高一貫校である白鷗が、1期生にして5名の東大合格者を出し「白鷗ショック」と騒がれた。その後も総じて見れば、都内の公立中高一貫校は着実に大学進学実績を伸ばしている。

2017年、小石川から14人、武蔵と大泉から各6人が東大に合格している。都内の公立中高一貫校全部を合わせれば東大合格者は40人にもなる。日比谷、西、国立など、都立高校の進学実績復活もさることながら、公立中高一貫校もいまや一大勢力となっているのだ。

ただし倍率はそれほど上がっていない。むしろ下がる傾向にある。にもかかわらず、合格偏差値に表れる難易度は上がっている。小石川や武蔵といった人気校は、もはや私立難関校と同等の難易度だ。これが何を意味するのか?

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