東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由

東大生がやっていた習い事ランキング最新版

1つのことにコツコツ取り組む習慣が学力を鍛えます(写真:tomos / PIXTA)

音楽系の習い事をやっていたのは6割強

東大生の多くがピアノを習っていると、よくいわれる。実際にそれを示す調査結果も多い。今回、拙著『習い事狂騒曲 正解のない時代の「習活(しゅうかつ)」の心得』を著すにあたり、「東大家庭教師友の会」の協力を得て、東大生100人にアンケートを採った。

ピアノをやっていたのは47人。そのほか16人がバイオリン、エレクトーンなどの音楽教室に通っていたというから、音楽系全体でいえば6割を超える。一般的に、何らかの楽器を習っている小学生の割合は約4人に1人。これは少なくともこの20年間くらい変わらない傾向だ。それに比べると、東大生の楽器率は倍以上ということになる。

さらに、世の中全体では楽器を習っている子供の割合は1:3くらいで女子が圧倒的に多いのに、東大は4:1の割合で圧倒的に男性が多い母集団であるということも考慮すれば、「6割以上」という数字がいかに突出した数字であるかがわかるだろう。

それを探るべく、東大生3人との座談会を開催した。拙著からその一部を抜粋して紹介する。ピアノや楽器系に限らず、東大生が、東大生である自分を構成する要素として、どんな習い事が有効だったと考えているかがうかがえるはずだ。

<参加者プロフィール>
高松俊樹さん(仮名)(以下、高松):香川県出身。公立中学、公立高校から東大文Ⅲに進学。現在3年生。水泳、野球、テニス、体操、図工を経験。

千葉健太郎さん(仮名)(以下、千葉):千葉県出身。私立中高一貫校から東大理Ⅰに進学。現在2年生。ピアノ、英会話、水泳、サッカー、体操、テニス、卓球、テコンドー、絵画、書道を経験。
大坂裕次さん(仮名)(以下、大坂):大阪府出身。私立中高一貫校から東大理Ⅰに進学。現在1年生。ピアノ、サッカー、野球、空手、書道を経験。

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