東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由 東大生がやっていた習い事ランキング最新版
おおた:それはかわいそうですね。大坂さんも、先生に怒られましたか?
大坂:すごく優しかったです。
おおた:あははは。なるほど。あと、千葉さんはアレンジが苦手だったという話ですが、大坂さんは?
大坂:僕は表現とか好きだったから。
おおた:面白いですね。同じピアノをやっていても、とらえ方がこの2人では違うんですね。じゃ、水泳のほうは?
千葉:水泳も本当に先生が厳しくて。
おおた:へえ、なるほど。たくさんやっている中で、これが2大嫌な習い事だったというのは、ピアノの先生と水泳の先生が特に厳しかったからですか?
千葉:そうですね。本当に行くのが憂鬱なくらい。
水泳と図工で身に付いたこととは
高松:僕がよかったと思うのは、水泳と図工教室ですね。水泳は、全身運動ってよくいわれるんですけど、基礎的な体力がいちばんついたのかなと思います。それに友達がいちばん増えたのが水泳で、行くのが楽しかったです。
おおた:図工はどんなところがよかったのですか?
高松:図工では発想力が鍛えられたと思います。たとえば、どんぐりを渡されて、これで何か作ってみようとか、自分で1から考えるプロセスがそのときに学べたのかなと。当時そんなことは意識してなかったと思うんですけど、後から考えるとあのとき考える習慣がついて、それで東大にも来られたのかなと。
おおた:なるほど。どんぐりを使って自由に作品を作ってごらんという、その発想力が、東大の受験勉強にも生きていると。
高松:そうですね。考える習慣、発想力、ひらめく力というのは、鍛えられたかもしれないと。因果関係ははっきりしないですけど、個人的に感じる面は大きかったなと思います。あと、純粋に集中力がついたと思うんですよ。その間は真剣に考えるから。
おおた:夢中になる力ですね。
大坂:僕はスポーツをやっていたのがよかったと思います。
おおた:それはどうして?
大坂:一般論だと思うんですけど、スポーツをいっぱいやっていると、神経系がよくなるとか。
おおた:前頭葉を刺激するには体を動かすのがいい、といいますからね。
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