「異色すぎるNHK経済番組」は、こう生まれた 大反響!「欲望の資本主義」発想の原点
“越境”型番組「英語でしゃべらナイト」
放送後大反響を呼び、書籍化された「欲望の資本主義~ルールが変わる時~」。
世界の経済界の最前線を走る経済学者、アナリスト、投資家らに、「資本主義とは?」「利子とは?」「欲望とは?」と根源的な問いを投げかけ、その答えをきっかけに時代の背後にあった「欲望のルール」をあぶり出そうという試みは、まさに時代の潜在的な欲望に応えることとなり、大きな好評を得た。
番組制作の現場で格闘すること30年。実はこの間、問題意識の持ち方はまったく変わっていないのかもしれない。
今も続く「探検バクモン」という番組の原点は「爆笑問題×東大 東大の教養」という企画にあった。「教養とは何か?」とさまざまな専門の先生方に太田光さんが凸凹問答を仕掛けることで、その学問のあり方を笑いのうちに相対化する。ひとつの論理に閉じることなく相対化し、対話を生む「越境」の精神だ。


















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