人間の仕事を奪う「AI」の過去・現在・未来

人工知能の全貌を蘊蓄100章で読み解く

機械に取って代わられる。そんな仕事もたくさん出てきそうです(写真:bee / PIXTA)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは「AI(人工知能)」。あっという間に身に付く、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。
この連載の一覧はこちら

01. AI=人工知能とは、コンピュータを用いて人間の脳が持つ知能を実現させようとする技術

02. 「人工知能」の定義ははっきりとは定まっていない

03. 「人工知能」の概念を初めて提唱したのはアラン・チューリング。人工知能の父とも呼ばれる

04. AIは「Artificial Intelligence」の略

05. 「人工知能」という言葉が初めて使われたのは1956年夏、米国のダートマス大学で開催されたワークショップ

06. 名付けたのは計算機科学者ジョン・マッカーシー

07. このワークショップにはジョン・マッカーシーはじめ、後に人工知能分野の伝説的存在となるマービン・ミンスキー、アレン・ニューウェル、ハーバート・サイモンらも参加

08. ニューウェルとサイモンは世界初の人工知能プログラム「ロジックセオリスト」のデモンストレーションを披露

09. これを機に1960年代にかけて第1次AIブームとなる

10. 1969年には、当時の人工知能は情報処理能力に限界があるというフレーム問題が指摘され、ブームは収束する

11. 第2次AIブームは1980年代。専門家の知識を取り込み解釈する「エキスパートシステム」が台頭

12. このブームも、人工知能が知識を増やしても文字列での理解にとどまりシンボルに意味を結び付けられない「シンボルグラウンディング問題」などの壁にあたり収束

そして、今の第3次AIブームに

モノ・マガジン5月2日号(4月15日発売)。総力特集は「本物がわかる大人の How To小屋」などです。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

13. 2000年以降、ビッグデータを用いた「機械学習」に注目が集まり、今の第3次AIブームにつながっている

14. 脳内の情報処理の仕組みを模したものがニューラルネットワーク(神経回路)で、これを多層化したものがディープラーニング(深層学習)である

15. 現在、コンピュータの高性能化とディープラーニングの進歩によりAIは急速に発達している

16. ディープラーニングは従来のソフトウェア技術が苦手だった画像、動画、音声などの処理を得意とするAI技術

17. 「人工知能」は「特化型人工知能」と「汎用人工知能」のふたつに分類される

18. 特化型人工知能は、汎用性はないが一定の分野に特化して高い能力を示す

19. 自動運転、画像認識、チェスの対戦やIBMの「ワトソン」、アップルの「Siri」なども特化型人工知能の一例

20. 現在、人工知能研究者の95%以上が特化型人工知能の分野で研究をしているといわれる

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