3月1日、2018年卒業生を対象とした広報活動が解禁になり、本格的な「就活戦線」がスタートした。就活の肝となる関門がインタビュー・面接だ。というわけで、今回は、就活生だけではなく、ビジネスプロフェッショナルなら誰でも心得ておきたいインタビューのコツをご紹介したい。グーグルやアマゾンなどアメリカのトップ企業のトンデモ面接質問とは? アメリカの就職面接で最もよく聞かれる質問とは? など「世界のトップエリートのインタビュー攻略術」に迫ってみた。
即応力や機転が問われる「型破りな質問」
日本と違い、新卒一括採用といったシステムはなく、通年で人材を募集するアメリカ企業。一流企業は厳正な選考過程において、インタビュー(面接)による選別を重視しているが、候補者がいかにクリエーティブに、think out of the box(規定外の考え方ができるか)を問うために、奇妙きてれつな質問で発想力を試すケースがある。
アメリカの大手キャリア情報サイトGlassdoorには、採用担当者からどのような質問が出たかという情報が寄せられるが、その中で、特に、oddball(型破り)な質問としてリストアップされていたのは次のようなものだった。
などなど、まさに難問奇問だ。こうした問いに、ネット上では、さまざまな専門家の「私ならこう答える」という例がいくつか紹介されていたが、どれも、「ひざポン」で感心するようなものはなかった。どうやら、奇想天外な天才的回答を求められているというより、いかに予期しない問いに動揺することなく、ロジカルに答えることができるかという度胸を試されているといった感じだ。
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