なぜ日本男子は「自分の強み」を語れないのか 自分ならではの「違い」を打ち出し土俵を作れ

✎ 1〜 ✎ 19 ✎ 20 ✎ 21 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
日本人は「自分の強み」を探すのが苦手です(写真:Ushico/PIXTA)

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。

新しい1年が始まりました。新鮮な気持ちの中、これから先のことに思いを巡らせる人や、就活のために「自己分析」を始める学生さんも多いかと思います。

「自分の強み」、即答できますか

この連載の過去記事はこちら

これから先のキャリアを考える時に必ずついてくるテーマが「自分の強み」です。「はたらく女性のかていきょうし」として働く女性にお仕事コンサルをしていると、自分の棚卸しをして強みを見つけたいというご相談が多いです。

ところがこの「自分の強み」探し、日本人はすごく苦手です。特に日本男子。まず「あなたの強みは何ですか?」の問いにいちばん多い回答は……「特にありません」。身もふたもありません。

中には自分の強みを答える人もいますが、ちょっとズレが目立ちます。たとえば、「自分は東大を出て官僚になって…」と突然経歴や資格、肩書きを語り出す男性がいました。ギャグかと思って、肩書きは聞いていませんけど? と突っ込もうとすると……本人はいたって本気。

次ページ強み探しが下手な理由
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事