部下が育たない……そんな時どうすればいいのか
今まで頑張って結果を残してきたことが評価され、念願かなってチームリーダーに抜擢。リーダーとしてメンバーを引っ張ろうと熱心に指導するが、なかなか下が育たない。
忙しく、結果へのプレッシャーも強いので、結局自分が多くの仕事をやってしまい、自分がボトルネックになってチームの仕事が回らない。そのうちチームメンバーからは、「リーダーが何を忙しくしているのかわからない」「自分たちのことを見てくれていない」と不満があがり、関係もぎくしゃく……。
チームのリーダーや後輩の指導にあたっている人であれば、いくつか心当たりがあるのではないでしょうか。
チームを任されるということは、個人として成果をあげるだけではなく、チームとしての共通の目的・目標を設定し、メンバー全員が力を合わせて目標を達成していく集団をつくらなくてはなりません。しかし、メンバーを適切に育てられないという壁に、多くの方がぶつかります。
まず前提として、環境変化が激しく、これまでの成功パターンが通じないようになってきた今日、「育てる」とは、やり方を教え、自分の指示通りに動ける人材をつくることではありません。「自律的に考え、行動できるメンバーを育てる」ことが大切です。
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