「リーダースキル」はリーダーになる前に磨け 自分の「心と技」をマネジメントする

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リーダースキルを学ぶ最適な時期は、「今」です(写真:IYO / PIXTA)
個人プレーで結果を残せば認められるのは、せいぜい入社5年目まで。個人で結果を出した次に求められるのは、チームで最高の力を発揮し、結果をつかみとること。本連載では、新刊『27歳からのMBA グロービス流リーダー基礎力10』を刊行したグロービス経営大学院の講師陣が、どんな組織にも通用する、どんな難問にも困難にも立ち向かえる、強いリーダーになる武器を授ける。

 

結果を出せるリーダーになるための10の武器を紹介(本書の刊行を記念して、セミナーを開催! 詳しくはこちら

「ふぅ、はぁ(ため息)」

「忙しい」

「時間がない」

「週末にゆっくり休みたい」

こんな言葉が口グセのようになってしまっている人、多いのではないでしょうか。

チームリーダーになり責任も大きくなれば、当然、仕事や心配事、ストレスも増えるでしょう。同時に家族を含めたライフステージも変わり、時にプライベートにおける変化も大きなプレッシャーになったりすることがあります。

そのような状況だからこそ、目を向けなければならないことがあります。それが「セルフマネジメント(自己管理)」です。日本には「心・技・体」という言葉がありますが、まさにこの3要素がしっかりコントロールできて初めて、ビジネスにおいてもよい成果が出せるというものです。

体の健康を維持することについては別に譲るとして、ここでは心のマネジメントと技のマネジメントについて見ていきましょう。

心をマネジメントせよ

最近、さまざまなストレスからメンタル不調になる人が急激に増えています。国も動き、ストレスチェックが義務化されました。

メンタルは一度コンディションを崩すと回復に時間がかかることから、「未然に防ぐ」ことが重要だとされています。未然に防ぐための第一歩は、「自分を知る」ことです。「自分だけは大丈夫!」という思い込みが諸悪の根源。体の健康診断を受けるのと同じように、心の健康診断も定期的に受けることが大切です。

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