世界トップエリートが実践する「面接突破術」 速攻で自信が付く裏技がある

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ストーリーを語れ

自分の人生を要約して箇条書きのように語るだけではなく、自らの転機になった重要な経験やエピソードは、ストーリーとして話せるようにしておこう。具体的な情景描写、感情の変化などを描写し、聞き手のイマジネーションを喚起することができれば上等だ。

やる気と闘争心を刺激する「パワーポーズ」

自信はつくれる

どうしても緊張してしまう! そんな人に2つのテクニックをお教えしよう。1つはトイレにこもり、2分間、体を大きく広げるポーズをとること。スーパーマンのようでも、クジャクでもいい、胸を大きく開けて、両手を高く上げる。こうすることで、ストレスホルモンが低下し、やる気と闘争心が刺激される、というのはハーバード大学のエイミー・カディ教授の有名な「パワーポーズ」の研究結果から明らかになっている。また、ポジティブなセルフトークも効果的。自分を応援するエールで自らを鼓舞するのだ。その時、主語を入れるといい。「〇〇〇〇(自分の名前)、君ならできる。絶対に大丈夫!」といったような感じだ。ミシガン大学の研究によれば、「I」ではなく、名前で呼ぶことで疑似的に自分との距離を置き、冷静に自分を見つめると同時に、他人から評価されているような気分になる、という。

STARテクニックを活用しよう

よくある質問で、「あなたが、〇〇したときを教えてください」というものがある。自らの経験、失敗談、成功の話などを聞く質問だ。たとえば、「どのように問題解決力を発揮したのか」といったことを聞かれたとしたら、Situation(シチュエーション)――Task(課題)――Activity(行動)――Result(結果)といったように答えるとわかりやすい。これを頭文字をとってSTARテクニックと呼ぶが、どういったシチュエーションで、どのような課題に迫られたか、それに対して、どんな行動をとり、結果を出したのか、というもの。この順番を覚えておくととても便利だ。

いかがだろう。アメリカの一流エリートが活用しているインタビューテクニック。ぜひ、これらを活用し、厳しい戦いを勝ち抜いていただきたい。みんな、頑張れ~~~! You can do it!

岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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おかもと じゅんこ / Junko Okamoto

「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。

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