学校教師のUSBメモリ紛失事故が多いワケ

セキュリティルールはバランスが重要だ

先生のUSBメモリ紛失事故は、起きるべくして起きている!?(イラスト:グリー)

「教員が“生徒の情報が入ったUSBメモリ”を紛失」。こんなニュース、時々耳にしますよね。「続きは家で」と生徒の成績などをUSBメモリにコピーし、それを……というパターンです。

学校の先生方から話を聞くと、この事故、実は起きるべくして起きている、そんな事情もありまして……。今回は「なぜ先生のUSBメモリは紛失しやすいのか」というお話です。

学校でも会社でも、今どき「情報セキュリティ」に関する規則・ルールがあるのは当たり前。個人事業や小規模なチームならまだしも、ある程度の規模になれば、どんな組織でも情報セキュリティ規則を作り、運用しているものです。

筆者は仕事柄、そんな規則を「運用する立場の方」から相談を受けることも多いのですが、みなさん口をそろえて言われるのが、「ルールを守ってくれない!」というものです。

もう心からの叫び。新入社員からベテラン層まで、どの世代もルールを守らない。みなさん本当に苦労されています。

ルールなんてお構いなし

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たとえば、会社支給のノートパソコン。規則では、「帰宅時は引き出しに入れて施錠!」という、特別に厳しいワケでもない、まあそうだよね、というルールがあるにもかかわらず、そんなのお構いなし、そのまま放置して帰っちゃうような人たちの言い訳は、たいてい、こんな感じです。

「いやいや……引き出しの鍵なんて、壊すの簡単でしょ」「そもそもこのフロア、外部の人間は入れないよね」「出入り口にはカメラもあるし」「こんなルール、不便なだけで意味がないよね」

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