デキるビジネスマンは「STEAM」を学んでいる 今からでも間に合う、成毛流「出直し」大作戦
シンプルに言おう。STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)+A(Arts)の「STEAM」を学べばいい。加えて、SFも。
この時点では、何のことかわからないかもしれない。でも、まだ間に合うのでそれでもいい。
まずはSTEM(STEAM)が何であるか、そして、なぜ大切なのかを知ることが大切だ。そして、これからの人生に不可欠なSTEM(STEAM)に「SF」をさらに加えると最強になる。
学び方はいろいろだ。本だけから学ぶ必要はない。他にも学びの場はあるし、「学ぶ」などと肩肘を張らなくてもいい。
これまではアンテナを立てることがなかった分野に敏感になれば、意識は一変する。その結果、思考も行動も変わるだろう。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人生が変わる。
よく言われることだが、これは事実だ。最初の一歩を踏み出せば、遅くとも5年後には、とてつもない差となって現れるはずだ。その頃には、今以上に私たちの生活全般とSTEM(STEAM)が密接になっている。
その頃になって学ぼうとしても、学ぶべきことが多すぎて、何をどこから学んだらいいのか、途方に暮れてしまうことだろう。
正直なところを言えば、今でも少し遅いくらいだ。まさに今が、STEM(STEAM)に取り残されない人間になるための最後のチャンスである。
この機を逃すと、目も当てられない人生が待ち構えることにもなりかねない。
「ブラタモリ」にみる自律的な学習の本質
最近、私の周りでは凸凹地形や坂などにうるさい人間が増えている。何のことはない、NHK「ブラタモリ」の影響だろう。
タモリさんがあちこちを訪れ、地元の専門家に地形を示され「こうなっているのはなぜだと思いますか?」と聞かれ、謎解きをする。
タモリさんはさまざまなことに造詣が深いので、ほぼ当ててしまうのだが、そのように目の前の事象を見ながら、疑問を提示され、自分で考え、その答えを専門家に解説してもらうと、深く納得できるし、忘れない。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら