ヤフーがもう、AIを手放せなくなったワケ 日本で断トツに稼ぐ会社の収益エンジンとは
AIをどうビジネスに活かすか
――ヤフーはAIの研究・活用について、これまで対外的なアピールが少なかった印象があります。この領域での取り組みをどの程度進めているのですか。
志立:AIをビジネスで使って、実際にどれだけ稼いでいるか。これは日本ではまだあまり語られていない領域です。実証実験をしてみたり、サービスにテスト導入してみたり、というのはあっても、じゃあ、「それでどれだけ儲かったの?」ということになると、日本ではまだ事例があまりありません。が、僕らはAIを活用して、すでに大きな収益をあげている。
――どのサービスによって、実際にAIで稼いでいるのでしょう。
志立:われわれの主力事業であるネット広告です。ヤフーのビジネスは大きく分けて、ネット広告とEC関連の2つ。中でも広告は、ECよりも利幅が厚く、特に利益面で業績を牽引し続けている。


















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