若手社員は「年末の納会」までが仕事のうちだ 新人は片づけとあいさつでポイント稼ぎを!

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「そんな先輩のために、さりげなくお菓子を取り分けておいてあげる人は『やるなぁ』と思います」(精密機器)、「自分だけ仕事をしていると疎外感を感じます。そんな時に差し入れをもらうと、本当にうれしいですね」(医療)というように、仕事をしている人へのちょっとした気遣いが好感度を増すことにつながる。もし、そんな先輩や上司がいたら、ぜひやってみよう。

同期全員で「あと片付け」し、点数を稼げ

納会でもっとも気配りが必要なのは後片付けだ。翌日から休みに入るので、絶対にその日のうちに片づけをしなくてはならない。だから、ベテランは食べながら、飲みながら片づけている。早く帰るのであれば、自分が飲んだ分、食べた分はきちんと始末をしていこう。テーブルの上にほったらかしで帰れば、先輩たちからひんしゅくを買うことになる。

納会の時には、けっこうな量のゴミが出る。ビン類など重いものも沢山ある。その上、途中で退席してしまう人も多く、片付け要員はいつも不足気味だ。このような仕事が女子社員らに押し付けられ、負担になっているケースも少なくない。理想を言えば、新人は最後まで残ってゴミを運んだり、テーブル拭きや所定の位置に戻したりといった仕事を引き受けたい。

こういう時には、同期に声をかけてもOK。むしろ積極的に声をかけて固まりたい。同期が揃って片づけを積極的にやれば、全員の評判があがるだろう。抜け駆け扱いされる心配もない。

今年最後の締めくくり。たまには思いっきり点数稼ぎに挑戦してみるのも悪くないだろう。

竹内 三保子 カデナクリエイト

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たけうち みほこ / Mihoko Takeuchi

明治学院大学経済学部卒業後、西武百貨店入社。紳士服飾部、特別顧客チームを経てフリーライターに。その後、編集プロダクション・カデナクリエイトを設立。流通業で培った顧客視点で執筆を行っている。共著に『図解&事例で学ぶビジネスモデルの教科書』『クイズ 商売脳の鍛え方』など。最新著に『課長・部長のための労務管理 問題解決の基本』(カデナクリエイト著・マイナビ出版)。

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