少人数教育を徹底するイギリスのエリート大学
ムーギー:ローレン、今、イギリスの教育システムに関して調べものをしていて、ちょっと話を聞きたいねけどいいかな? ローレンはオックスフォードのマスターだったと思うけど、オックスフォードはどうやった?マスターでは何勉強したわけ?
ローレン:いや、オックスフォードってマスター自動的にもらえるので、通ったのは学部だけなの。学部の入学年の7年後、つまり学部の3年を過ぎて4年、社会人生活が終わったら学士号に加えて修士号がもらえる仕組みよ
ムーギー:自動的ってどういうこと。すごいなそれ、しかも学部3年なんや。どういう理由があるのその、学士もらって4年間社会生活を経て、そのままマスターまでもらえるって。
ローレン:オックスフォードとケンブリッジだけこれができるのだけど、この大学を出て数年経ったら社会貢献しているだろう、とかそんな話だったと聞いているけど。
ムーギー:いきなりユニークな話をありがとう。ほかにもイギリスの教育システムの特徴聞きたいんだけど、たとえば香港と比べていかがなわけ。やっぱり優れたユニークさを感じた?
ローレン:まず入試が変わっていて、統一テストを受けた後に自分が学ぶことになるチューターとの科目に関連する面接をして、あとエッセイを書いて、といった感じ。またアメリカのシステムと違い、4年間いろいろな科目を学びメジャーに加えてマイナーがたくさんあるわけではなく、すぐに専攻を選ぶ3年制なのも特徴。
オックスフォードやケンブリッジのユニバーシティの中で自分が選んだカレッジに入り、基本的にそこで住みながら勉強。そして授業はほかの専攻の人も受ける共通の講義だけ大教室で、大半の専攻は1対1とか1対2のマンツーマン形式に近く、教授の質もものすごく高い。そこが大きな特徴だった。
ムーギー:それ、ほんとすごいんだけど、授業料がめちゃくちゃ高そうだな。
ローレン:授業料はもちろん安くないし、インターナショナルな学生は地域からの補助もないのでより一層高額だけど、インターナショナル学生はいいファイナンスソースなので学校も増やしているみたいだけど。韓国とか日本はイギリスあまりこなくて、皆、アメリカの大学留学を目指すのよね?
ムーギー:そうそう、確かにアメリカが世界一の強国である時代が長らく続いたのでそうだけど、今は多極化を反映して中国とかヨーロッパへの留学も増えてるけどね。
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