香港の大学を選ばずイギリスの大学を選んだ理由
ムーギー:最後にひとつ聞きたいんだけど、ローレンは香港の最高学府、香港大学とか考えなかったの?
ローレン:全然! 私は高校のときにイギリスに留学して、その雰囲気が大好きになって留学先への編入を希望し、渋る父を説得して送ってもらったのだけど、その選択に満足している。
そして大学もそのままイギリスに通うことにした。香港の大学には全然行きたくなかった。記憶偏重で、学生が学びたいことというより、学校側、教授側が手元にあるのをホイホイ押し付けてくる感じ。
その点、少人数で親密な関係の中で、興味ある分野を追求し、教授と知的な会話的な要素の多いイギリス教育は、やはり断然、魅力的だった。
ムーギー:将来、子どもが生まれたら、子どももやはりイギリスで育てたい?
ローレン:香港にいたら香港のことばかり考える人間になるけれども、イギリスの名門校は意図的に世界中からタレントを募集しているので視野がぐんと広がり、世界で起こっていることに関心が向き、グローバルな人生を送るためにとてもいい契機になった。子どもが生まれたら将来はやはり、イギリスで育てたいわ。
ムーギー:ローレン、長らく面白い話、ありがとう。どうやらモンサンミッシェルに着いたようだ。
ローレン:それにしてもムーギー、よく車の中で話をしながらパソコンでタイピングできるわね。頭痛くならないの?
ムーギー:確かにしんどい。しかし私には、親愛なる「東洋経済オンライン」の読者の皆様という、奉仕しなければいけない読者の方々が待っててくださる。週末であろうがドライブ中であろうが、私の頭の中は「グローバルエリートは見た!」の読者の皆様に、愛情あふれるグローバルなコラムをお届けすることでいっぱいなんだ。ともあれ、本当にありがとうローレン。
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