数万円のアプリ代ケチって「億単位の損害」、自業自得?無料・激安で使えるツールをダウンロードしたら…サイバー犯罪グループの罠だった

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スマホにアプリをダウンロードしているところ
かつては高額な業務用ソフトを求める大人がターゲットだったが…(写真:kyokyo / PIXTA)

ソフトウェアにお金を払いたくない、対戦ゲームに勝ちたい、という欲求から不正ツールに手を出す人たちがいます。

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「Adobe Premiere Pro 2026 Crack Free」(不正に改造して無料で使えるAdobe Premiere)や「Valorant Aimbot Undetected」(運営に検知されない自動照準ツール)といったキーワードで検索すると、怪しいツールが見つかります。

そして、欲望に駆られてダウンロードボタンを押し、ウイルス対策ソフトの警告を無効化し、インストーラーを起動した瞬間、PCはもはやあなたのものではなくなるのです。

被害は個人のPCに収まらず、働いている企業に及ぶこともあります。近年、この手口が急激に広まっており、重大インシデントの入り口として、警戒されている脅威の1つになっているのです。今回は、不正ツールに仕込まれるマルウェアについて解説します。

不正ツールのダウンロードが組織への侵入経路に

不正ツールになんか興味がない、という人には無縁ですが、昔から海賊版ソフトやゲームのチート(不正)ツールはありました。クラック(悪意を持った改造)したソフトウェアのプロダクトキーや認証機能を無効化したソフトウェアそのものを販売していたのです。

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