開業医には無名大学の医師が向いている?

医師の学歴にまつわるエトセトラ

前回のコラムでは、ちょっと変わった医師の進路についてお話をしましたが、今回は医師の学歴とそれにまつわる話ということで、書いていきたいと思います。

皆さんが何か病気になって、クリニックを探すとき、どのような基準で選びますか?地方であればそれほど選択肢はないかもしれませんが、都心ではいろいろなクリニックがあり、とりあえずその医院のホームページを検索しますよね。そして院長のプロフィールをチェック。顔と共に学歴や資格もとりあえず確認するのではないでしょうか?

数カ月前になりますが、弊社で支援をしたクリニックで開業時の手伝いをしたのですが、院長が慶応出身でした。内覧会に来た患者さんの反応を見ていると、

「慶応大学卒業の先生なんだ~~~!」

と感動した様子で、おばさま方が話していました。まだ会ったこともなく、話をしたこともないのに、学歴を見ただけで優秀な先生と判断することが、患者の特性としてまだまだあるようです。

医師の学歴志向

患者の勝手な評価もさることながら、医師の間でも自分の出身大学というのは気になるようです。一般人においても当然、東大、京大、早慶、MARCHといったレベルごとの言い方があり、学歴で頭のよさを判断するというのは日常的なことですが、それが医師の間でも存在します。

大学は国公立大学と私立大学に設立主体が大きく分かれますが、その中で優秀とされるのが、

国公立大学では、旧帝大と言われるグループ:北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学

私立大学では、御三家と言われるグループ:慶応大学、東京慈恵会医科大学、日本医科大学とされています。

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