東大は滑り止め?海外目指すあの高校とは?

注目される、中高一貫校の新勢力

今春の大学合格実績で、気になる発表があった。毎年200人近くを東京大学に送り出す屈指の名門校、開成学園(開成中学校・開成高等学校)が初めて「進学者数」を公表したからだ。

開成高校では、大学に“受かった”「入学者数」だけでなく、“入った”「進学者数」まで同時に発表。2013年の開成の東大合格者数は170人(12年203人)。一方で入学者数は168人だった。つまり、2人が東大に受かりながらも、行かなかったという計算になる。「進学先が慶大の医学部かどこかはわかっていない」(大学通信の安田賢治常務)。

東大は“滑り止め”?海外目指す進学校

もうひとつ、開成が同時期に初めて公表したのが、「海外大学」の合格実績だ。それによると、米エール大学や米ミシガン大学など、9人が受かっている。東大を蹴った生徒が、これらの海外大学に行ったかどうかは定かでないが、東大偏重だった開成の“変身”を表す出来事ではある。

実は、その開成より、さらに先を行く学校がある。渋谷教育学園(渋谷中学高等学校、幕張中学高等学校)だ。開成と同じ私立の中高一貫校だが、開校は1983年と比較的新しい。通称は、前者が「渋渋(しぶしぶ)」、後者が「渋幕(しぶまく)」。場所はそれぞれ渋谷、千葉・幕張と離れているが、生徒数は1235人、1965人と、渋幕の方が多い。

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