もう少し堅いフォーマルな表現で、書き言葉でよく使われるのは、
I apologize. (申し訳ございません)
です。
Please accept my humble apologies.(ひらにお詫び申し上げます)
のように強調することもできますのでsincereやhumbleという形容詞を覚えておくと便利でしょう。
謝罪表現にはネーティブの間でもいろいろな説があり「I’m sorry.のほうがsorryという『申し訳なく思っている』という感情表現の形容詞を使っているのでI apologize.よりも心がこめられている」と言う人もいれば、「I’m sorry.は『遺憾に思う』『残念に思う』という意味でも使用するので、謝罪なのかどうかが明確ではない、謝るならI apologize.のほうがよい」と言う人もいます。でも、字面だけの問題ではなく、文脈やトーンなどの周辺情報で、どこまで真摯さが伝わるかというのが決まるのだと筆者は思います。
意外に知られていないお詫びの表現
ほかに、意外に知られていないシンプルなお詫びの表現として、
というのも便利ですので覚えておきましょう。こちらは許しを乞うという点で、より謝罪の気持ちが伝わるような感じが筆者はします。これを疑問文にして、
とすると、さらに相手にその決定を委ねている感じが、誠実さにつながると思います。ビジネスではフォーマルな表現がよいと思いますが、怒った恋人や配偶者にはこちらのほうがお勧めです(笑)I’m sorry.とセットで使ってもよいでしょう。
あまり使用する機会はないかもしれませんが、非常にくだけた表現で、
というのも知っておくと、映画を見る時や親しい友人ができたときに役立つかもしれません。若者が気軽に使う感じの表現で、謝罪しているというよりは「自分の非を認める」表現です。まさに日本語の「わりぃ」に近いニュアンス。スポーツでミスをしたときに使うようなイメージです。ある意味、「非を認めるから、これ以上何も言うな」的な含みもあるようで、この表現はよくないという人もいます。どちらにしても、ビジネスや本当に深刻な状況では使うことができませんので、注意してください。
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