デキる人は「悠長に大学に行く」ことをしない

大学は「将来を選択」するための場だ

やりたいこともわからない、なりたい職業もないのですが、大学に進学するべきか悩んでいます(写真:Graphs / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

初めまして、ユリといいます。私は親族たちから大学に行くよう言われているのですが、目標としている大学も職業もなく、学力にも自信がありません。一身上の都合で高校に行ってなく、高校に行けたかどうかも怪しいのに、大学へ行こうとするなんて無理があると思うのです。
でも男手ひとつで育ててくれた父の望みに応えないのは心苦しく、とにかく目標を探そうとしています。が、得意な教科は何ひとつなく、体力もない、精神面も弱くて、どうしてもやる気が出ず、夢中になれる物もありません。自分のやりたいこともわからない、なりたい職業もない私が大学に行けるのでしょうか? それともきっぱりあきらめるべきでしょうか?
ユリ

大学に進む人の大半は、目的探し

この連載の記事一覧はこちら

ご自身が将来に悩む中、お父様の気持ちを考えることができるとは、ユリさんは非常にしっかりした方と見受けられます。その事実だけでもお父様はうれしいことでしょう。

さて、ユリさんの現状でも大学に行けるか否かですか、これはズバリ行こうと思えば行けます(ただし、高等学校卒業程度認定試験を取得される必要はあるかと思われますが)。

正直な話、高校を卒業して大学に進む人の大半は、将来、やりたいことも具体的になければ、ましてや具体的になりたい職業のイメージを持っている人はほぼいません。

それでも多くの人が大学に進むものです。

次ページ卒業の頃には変わるのか?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 就職四季報プラスワン
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • コロナ戦争を読み解く
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
テレワーク総点検<br>コロナで広がる働き方格差

緊急事態宣言下で当たり前になった「テレワーク」。業種や職種によって実現度合いに大差がつき、この数週間で働き方の格差が広がったといえるでしょう。在宅勤務の課題を総点検し、コロナ後の働き方を考察しました。