スバル「レヴォーグSTI」とはどんな車か

輸入車に真っ向勝負する走りと質感

レヴォーグに追加された「2.0 STI Sport EyeSight」(394万2000円)と「1.6 STI Sport EyeSight(348万8400円)は「安心と愉しさ」を両立させた最上級モデル

男のこだわりを刺激するクルマ

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

2016年7月にスバル「レヴォーグ STI Sport」がデビューした。特徴をひとことでいうと、男のこだわりを刺激するクルマ。走行性能、安全性、パッケージングなど、あらゆる面でバランスがとれたレヴォーグをSUBARUとSTIが「走りと質感」にフォーカスして磨き上げた1台だ。

東京・恵比寿駅から至近のスバル・スタースクエアに展示されたレヴォーグ STI Sportは、輸入車オーナーも食指を動かすというだけあって、置かれているだけでいいもの感がたっぷりある。しっとりと深みのある塗装をまとったボディは室内の広さを意味するロングルーフを持ちながら、上手なリアクォーターウィンドウのデザイン処理で、クーペ的な躍動感をまとっている。

GTIはスポーティなグレードを意味する3文字として知られているが、レヴォーグの場合、STI。じつはとても意味ある3文字だ。スバリストと呼ばれるスバルファンなら先刻知っているとおりで、スバルのモータースポーツを統括しているスバル・テクニカ・インターナショナルが足まわりを中心にチューニングを手がけたことを意味するのだ。

STI(スバルテクニカインターナショナル)は1988年に設立されスバル車のモータースポーツ活動を手がけており、量産車のチューニングでも人気を博している

そもそも125kW(170ps)の1.6リッターおよび221kW(300ps)の2リッターという水平対向4気筒ターボエンジンにより、パワフルでいて低重心高によるハンドリングのよさで評価の高いレヴォーグだけに、専用のダンパーをおごられるなどしたチューンナップは従来からの持ち味をさらに磨き上げたものとなっている。いっぽう同時にインテリアの質感も上がっており、ボルドーとブラックの2トーンのレザーシートやフラットボトムの立体的な握りをもつステアリングホイールが走りを支える機能とともに、いいもの感をうんと高めているのだ。

スバル東京本社1階には「スタースクエア」(東京都渋谷区恵比寿1-20-8)と名づけられたショールームがあり、コーヒーショップも隣接している。レヴォーグ STI Sportは発売に先駆けていちはやく展示されている

シンメトリカルAWDと呼ばれるフルタイム4輪駆動システムによる安定した走りとともに、人間の目のように配置された2つのカメラを使った独自の安全運転支援システム「アイサイト(ver.3)」を搭載している点も、レヴォーグ STI Sportの大いなる魅力の一つだ。ふだんは家族のために使い、休日はまるでイタリア人の男性のように早朝起きてひとっ走り、自分の世界を楽しみに出かける。そんな楽しい想像をスタースクエアでふくらませてしまった。男の愉しみがここにあると思う。

 (文:小川 フミオ)

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