米国シアトル大学の就活事情 自分にあった職を得るために、何が必要?

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USニューズ&ワールドリポート誌が西海岸の第6位のベストスクールに選んだシアトル大学。カトリック系の私立で、学部生、院生含め約8000人の生徒を抱える。また、上智大学との関係が深いことでも知られている。同大のキャリアサービシズ、アシスタント・ディレクター、アリッサ・ストロング氏にインタビューした。

――シアトル大学のキャリアサービシズは学生たちにどんなアドバイスを行っているのですか?

インターンシップの紹介や就職に役立つ授業の選択などについてアドバイスしています。企業を招き、学生たちと直接対面させるイベントも行っています。現役の学生だけでなく、卒業後もアドバイスしています。学生が志望分野を明確にしてくれると、アドバイスしやすいですね。

シアトル大学のアリッサ・ストロング氏 

――具体的な指導内容は?

 面接の受け方、エントリーシートの書き方、自己分析の仕方など、カウンセリングを行います。たとえば、航空機製造大手のボーイングに入りたいのに、面白おかしいユーモアたっぷりのレジュメを送ったりしたら、入社は困難です。

しかし、ソーシャル・メディアやゲーム会社だったらどうでしょうか。各社、社風がありますから、それに沿った形で、エントリーシートを書かないと。応募する会社に応じ、調べたうえでカスタマイズして、ラブレターのように熱意を込めて作成しないと駄目ですよ。

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