取り戻せ、やんちゃ魂!「バイマ」の挑戦 新世代リーダー 須田将啓、田中禎人
市場に衝撃が走った。これまで、2トップ体制で躍進してきたエニグモの経営者、田中禎人・共同最高経営責任者が1月21日に「卒業」を発表。株主総会後に退社することになったのだ。
エニグモは、昨年7月に東証マザーズに上場した新興ネットベンチャー。同社が手掛けるソーシャルショッピングサイト「BUYMA(バイマ)」は急成長しており、その勢いが止まらない。足元の会員数は100万人を突破、出品数も100万アイテムを超え、昨年夏のサマーセールも取扱高で前期比8割増と伸びている。
日本では手に入らない稀少なブランド品を世界中から手軽に買うことができると、クチコミで人気が広がっている注目サイトがバイマだ。バイヤー(出品者)が、日本にまだ入荷していない世界中の魅力的な商品や国内で完売となった人気商品を見つけて出品。運営するエニグモが、それぞれ5%程度の手数料を受け取る。そのビジネスモデルが当たっている。
そのエニグモを率いてきたのが2人の最高経営責任者、須田将啓と田中禎人だ。ともに博報堂を退社して会社設立に成功した2人。4月26日(金)に行われる株主総会をもって須田ワントップ体制となるはずだが、創業者である2人に、まずはこれまでの軌跡を語ってもらった。
30歳までに起業する
田中:「2人とも30歳までには起業する前提で博報堂に入っていたので、28歳になり、そろそろ起業しなければと考えていたときに、バイマの原型となる考えを思いつきました。それを須田に話したのが、2002年12月25日のクリスマスですね」
須田:「ぼくも30歳をメドに起業するつもりでした。偶然の要素も多いのですが、実際そうなりました」
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