竹中直人「いいものは理屈を超える」

「監督・竹中直人」が語る役者哲学

「1億円やるよ」が監督デビューのきっかけ

――そもそも竹中監督が『無能の人』でデビューしたきっかけとは何だったですか?

五社英雄監督の映画『226』の撮影のときに、奥山さんと食事をしたのですが、そのときに僕が映画の話ばかりしていたんです。「そんなに映画が好きだったら、一本撮ればいいじゃないか、1億出してやるよ」と言われて。

僕は学生時代に映画を撮っていたのですが、初めて監督をやった時は、その学生時代の感覚と同じでした。規模が大きくなっただけで、そこにプロの人たちが集まってくれたという感じでした。だからすごく楽しいひと時でしたね。

――今回で監督作も7作目。役者・竹中直人が出演しない、初めての監督作品となりました。

あえて出ませんでした。演じる役もなかった。今回は出演しなくて本当によかったと思います。出ないとこんなに楽なのかと思いましたよ。今までは自分が監督をしている作品だし、自分をメインにがんがん出ようと思っていましたが、これから、自分が監督をする時は、役者としてはもう絶対に出ないと思います(笑)。

(監督写真クレジット)
スタイリスト:兼子潤子 へアメイク:山内聖子(MARVEE) 撮影:今井康一

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
レノボ 変革への忍耐

パソコンの巨人レノボが、踊り場を迎え、変革へ苦悩している。直近の時価総額は2015年のピーク時に比べ3分の1以下。難局を打開できるのか?早大准教授・入山章栄氏がCEOを直撃。