竹中直人「いいものは理屈を超える」

「監督・竹中直人」が語る役者哲学

「1億円やるよ」が監督デビューのきっかけ

――そもそも竹中監督が『無能の人』でデビューしたきっかけとは何だったですか?

五社英雄監督の映画『226』の撮影のときに、奥山さんと食事をしたのですが、そのときに僕が映画の話ばかりしていたんです。「そんなに映画が好きだったら、一本撮ればいいじゃないか、1億出してやるよ」と言われて。

僕は学生時代に映画を撮っていたのですが、初めて監督をやった時は、その学生時代の感覚と同じでした。規模が大きくなっただけで、そこにプロの人たちが集まってくれたという感じでした。だからすごく楽しいひと時でしたね。

――今回で監督作も7作目。役者・竹中直人が出演しない、初めての監督作品となりました。

あえて出ませんでした。演じる役もなかった。今回は出演しなくて本当によかったと思います。出ないとこんなに楽なのかと思いましたよ。今までは自分が監督をしている作品だし、自分をメインにがんがん出ようと思っていましたが、これから、自分が監督をする時は、役者としてはもう絶対に出ないと思います(笑)。

(監督写真クレジット)
スタイリスト:兼子潤子 へアメイク:山内聖子(MARVEE) 撮影:今井康一

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • コロナショック、企業の針路
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
  • この新車、買うならどのグレード?
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スペシャルインタビュー<br>元ラグビー日本代表・畠山健介

今年から米メジャーリーグ・ラグビーのチームに所属、華やかな選手生活とは裏腹に幾多の葛藤を乗り越えてきた畠山選手。「ラグビーファンの拡大には、リーグのプロ化が不可欠だ」。新天地にいる今だから見えてきた日本ラグビー改革論を熱く語ります。