遠藤保仁に学ぶ、上司の指示を無視する方法

どうすればサラッと自己主張できるのか

22歳から日本代表に選ばれ続けている遠藤保仁。その理由の1つは、サラッと自己主張できる力にある(写真:アフロ)

ほどほどにしか従わない

サッカー選手にとって、上司である監督からの「指示」と、プレーヤーとしての「自己主張」に、どう折り合いをつけるかは最も悩ましい問題のひとつだ。

自分が希望しないポジションを与えられて反発してしまう「問題児」もいれば、逆に指示を聞き入れすぎて自分のよさを出せない「型にはまった優等生」もいる。

しかし、サッカー界には飄々と、ひっそりと、監督と衝突することなく、絶妙のバランスで「指示」と「嗜好」を両立させている選手がいる。

日本代表の遠藤保仁(ガンバ大阪)だ。

1月28日に33歳になる遠藤は、ザッケローニ監督率いる日本代表の最年長選手だ。2006年W杯では出番を与えられずベンチで悔しい思いをしたが、10年W杯ではボランチとしてすべての試合に先発した。同世代の小野伸二や稲本潤一が代表からフェードアウトする中、遠藤は卓越した技術と試合を読む目でいまだに代表の中心に居続けている。

遠藤の流儀は、極めてシンプルだ。監督からの指示を受け入れるが、“ほどほどにしか従わない”のである。

次ページザッケローニ監督と意見がぶつかったら……
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 財新
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スペシャルインタビュー<br>元ラグビー日本代表・畠山健介

今年から米メジャーリーグ・ラグビーのチームに所属、華やかな選手生活とは裏腹に幾多の葛藤を乗り越えてきた畠山選手。「ラグビーファンの拡大には、リーグのプロ化が不可欠だ」。新天地にいる今だから見えてきた日本ラグビー改革論を熱く語ります。