修羅場を経験できる「海外インターン」の魅力

ミャンマーまでの渡航・宿泊費は無料!

昨年ミャンマーで行われた「GLIP」の実際の様子。学生たちのまなざしは真剣だ
現4年生の就職活動は後半戦に移っている。すでに半数以上に内定が出ている一方、予定採用数を満たしていない企業の多くが、再度募集を行って就活生の確保に躍起となっている。
そのような中、マイナビやリクナビなどの就職ナビサイトは6月1日から、インターンシップの応募ページを一斉に開設。2018年卒業生(現大学3年生)を対象にした「サマーインターンシップ」の受け付けが始まっている。学生たちの関心も高く、インターンシップの合同説明会への出足は昨年よりもいいようだ。背景には企業側がインターンシップ経由の採用に力を入れてきていることもある。

 

ある「海外インターンシップ」が学生たちの間で注目されている。リクルートキャリアが主催する「GLIP」(グローバル・リーダーシップ・インターン・プログラム)というイベントだ。

次世代リーダーの育成が目的

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9日間の日程でスケジュールが組まれ、赴く先はミャンマーのヤンゴン。大きな特長のひとつが、海外渡航費や宿泊費をすべてリクルートキャリア側が負担をする点にある。さらに現地日系企業の協力を得て、フィールドワークなどを実施する。

ここに参加することで、採用に直結するといったことはない。このインターンシップが内外から評価されている理由は、無料で学生を海外に連れて行くこと以上に、「次世代リーダーの育成のため、参加者に修羅場を経験させる」(リクルートキャリア コーポレートスピリット推進部・木村樹紀部長)ことにある。

大きなミッションは、現地の日系企業が抱える課題について、その解決策を提示していくことだ。わずか数日の間で、現地の状況や問題点を発見し、日系企業がその解決策として導入検討するに値するレベルの提案をしなければならない。

今回予定しているテーマは「雇用」という切り口から、事業課題の解決策や人材に関わる課題の解決策を探るというもの。具体的には「現地社員をいかに会社に定着させるか」「現地の幹部候補生をどうやって確保・育成させるか」など、まさに企業が今直面している問題そのものがテーマになっている。ヒアリング先のアレンジはリクルート側で行うが、調査手法や結果のまとめ方はすべて学生に任されている。

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