現実には、ここまでスムーズな会話にはならないかもしれませんが、それでも、5つのワードを織り交ぜてみると、問われた子どもは、それなりに考えていきます。そして、いつしか、具体と抽象の往復もできるようになり、因果関係の説明や、今後のビジョンまで語れるようになっていきます。
日常会話で十分トレーニングできる!
私は、このように日常何気なく使っている言葉や会話パターンによって、自然とロジカルな頭を作ることができると思っていますし、これまでも実践してきました。もちろん、読書から得られることもあるでしょうし、論理的思考のトレーニングを特別に受けることでも可能でしょう。
しかし、お金もかからず、しかも現実世界の話題を通じて“トレーニング”できるのですから、これほど良い方法はないと思っています。さらに5つのマジックワードを使ってこれを構造的に表現する練習をすると、小論文が書けるようにもなっていきます。もちろん多少の小論文作法を学ぶ必要がありますが。
特別なロジカルトレーニングをすることもひとつの方法ですが、このような日常会話内での“さりげない”やりとりをなさってみてはいかがでしょうか?
『ぐんぐん伸びる子に育てる』講演会のお知らせ
7月に石田勝紀氏による講演会が実施されます。宜しければご覧ください。
◆7/10(日)13:00~16:00 @東京都二子玉川 詳しくは
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◆7/26(火)19:30~21:30 @東京都渋谷区千駄ヶ谷 詳しくは
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いしだ かつのり / Katsunori Ishida
1968年横浜生まれ。20歳で起業し、学習塾を創業。4000人以上の生徒に直接指導。講演会やセミナーを含め、5万人以上を指導。現在は「日本から 勉強が嫌いな子を1人残らずなくしたい」と、Mama Cafe、執筆、講演を精力的に行う。国際経営学修士(MBA)、教育学修士。著書に『子ども手帳』『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』、『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』ほか多数。
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