現実には、ここまでスムーズな会話にはならないかもしれませんが、それでも、5つのワードを織り交ぜてみると、問われた子どもは、それなりに考えていきます。そして、いつしか、具体と抽象の往復もできるようになり、因果関係の説明や、今後のビジョンまで語れるようになっていきます。
日常会話で十分トレーニングできる!
私は、このように日常何気なく使っている言葉や会話パターンによって、自然とロジカルな頭を作ることができると思っていますし、これまでも実践してきました。もちろん、読書から得られることもあるでしょうし、論理的思考のトレーニングを特別に受けることでも可能でしょう。
しかし、お金もかからず、しかも現実世界の話題を通じて“トレーニング”できるのですから、これほど良い方法はないと思っています。さらに5つのマジックワードを使ってこれを構造的に表現する練習をすると、小論文が書けるようにもなっていきます。もちろん多少の小論文作法を学ぶ必要がありますが。
特別なロジカルトレーニングをすることもひとつの方法ですが、このような日常会話内での“さりげない”やりとりをなさってみてはいかがでしょうか?
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