(例1)抽象的すぎる話から始まったとき→具体的(「例えば?」)な方向へ
子:「今日の授業、面白くなかった!」
親:「そう、面白くなかったの。例えばどういうところが?」
子:「算数が難しいことばかりでよくわからなかったかな」
親:「そうなの。他に何か面白くないことはあった?」
子:「ん~、小テストで点数が…」
親:「悪かったのね」
子:「うん」
親:「どうしてそうなっちゃたんだろう」
子:「遊んでばかりいるから」
親:「じゃ、これからはどうしたらいいの」
子:「勉強をしっかりやらないといけない」
こうやって会話を発展させよう
(例2)具体的な話から始まったとき→抽象(「要するに?」さらに「なぜ?」「ほかには?」)の方向へ
子:「この時期(定期テスト期間中)に友達からメールがきて大変」
親:「そう、メールがきて大変なのね。どうして今多いの?」
子:「写メでノートを撮って、送ってくれって言う人がいて」
親:「そんなことまであるの?」
子:「わからないことを教えて欲しいって、電話までくる人もいる」
親:「結局どういう状況になっているの?」
子:「全く勉強が進まない状況」
親:「なぜそうなっているの?」
子:「日頃からちゃんと勉強しない子が多くて、テスト前になると私のところにヘルプがきちゃうのよ」
親:「他にも何か理由があるんじゃない」
子:「私に聞けば何でもあるし、わかると勘違いしているのかも」
親:「じゃ、どうしたらいいのかしら」
子:「テスト期間中はメール禁止にするとか、でも友人関係も大切だし、メールにも少しは返事できるよう、テスト勉強をもっと前倒しでやろうかな」
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