4000年の歴史を持つ「コマ」の真実100章 これを知れば思わず人に話したくなる

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81 福岡県飯塚市には「日本の独楽資料館」がある

82 「日本の独楽資料館」には世界一大きいと謳う「竜神瑞祥大独楽」が展示されている。高さ3m、重さ8t

83 ほかに「日本の独楽資料館」では、世界一小さい直径1㎜のコマや、30日間回り続ける「久遠のこま」なども収蔵

84 名古屋の「日本独楽博物館」には、世界や日本各地のコマ2万点が展示されている

85 福岡県の太宰府天満宮では毎年小学生と幼児を対象として「和ごま競技大会」を開催している

86 コマ回しの連続回転時間世界記録は1時間37分42秒。記録保持者は高松高専の応用物理学の元教授。2001年にギネス記録として認定されている

87 ギネス記録を達成したコマは直径90㎝、高さ90㎝、重さ13㎏の超バランスゴマと名づけられた大型のコマ

88 マレーシアでコマは「ガシン」と呼ばれ、回転時間を競う競技として大人の間で人気となっている

89 「瓢箪からこま」のコマは、「独楽」ではなく「駒(馬)」

90 自分だけが休む間もなく働き、大した成果も得られず倒れてしまうことを諺で「コマの舞い倒れ」という

第1回全日本製造業コマ大戦で優勝したコマは?

91 映画『インセプション』では回転するコマが現実か夢かを見分ける小道具として印象的に使われている

92 コマの回転運動の長さは、地面の固さや気温などその場の環境の影響を受けて変化する

93 1999年、タカラから現代版ベーゴマともいえる「ベイブレード」が発売され小学生の間で大ブームになる

94 ベイブレードは複数のパーツからなり、各パーツを組み換えてカスタマイズできるのが特徴

95 ベイブレードは2001年上半期だけで売上1500万個に達し、最盛期には年商100億円を超えるヒットを記録

96 2008年に新シリーズ「メタルファイト ベイブレード」が発売。再びヒットして日本おもちゃ大賞も受賞した

97 「全日本製造業コマ大戦」は企業やグループが自分たちで作ったコマを対決させる喧嘩ゴマの大会。「コマの直径20mm以下で材質・重量の制限なし。指で回す」がルール

98 第1回全日本製造業コマ大戦で優勝を勝ち取ったのは人工衛星の部品等も手がける由紀精密

99 一般向けに販売されている由紀精密の「SEIMITSU COMA」は直径約10㎜、手回しで3分以上高速回転可能

100 全日本製造業コマ大戦という大会が2012年から毎年開かれている

(文:森谷 美香/モノ・マガジン編集部)

参考文献・HP/『独楽』(文渓堂)、『こま まわるかな』(福音館書店)、日本独楽博物館ホームページ、日本放送協会、ほか関連サイト

 

モノ・マガジン編集部

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『モノ・マガジン』はワールドフォトプレス社が発行するモノ情報誌。原則、隔週で発行している。公式サイトhttp://www.monomagazine.com/

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