④ 一回の笑顔は、チョコバー2000本分の脳刺激、16000ポンド(約280万円)を受け取った時と同じだけの脳への影響がある(イギリス)
⑤ MRIによる実験の結果、人の顔写真と名前を見せたところ、笑顔の人の方が、真顔の人より覚えてもらう確率が高かった(京都大学・月岡崇准教授らの研究)
笑顔の生物学的効果
生物学的に見ても、笑顔の健康・幸福効果は非常に顕著だ。笑顔は、脳内物質のエンドルフィンやセロトニンを放出させる。エンドルフィンは痛みを和らげ、病気に対する免疫力を高める。セロトニンは抗鬱効果があり、精神的な幸福感につながる。また、こうしたポジティブなホルモンの放出とともに、ストレスホルモンのコルチゾールを抑制する。このように笑顔はまさに、人間にとっての万能薬なのだ。
それでは、笑顔の黄金の3則を最後に。
1. 口の周りの筋肉を使った笑顔は脳を刺激し、幸福感を促す。
2. へらへら笑い、薄ら笑い、薄気味悪い笑いなど、不快感を招く笑顔にならないように気を付ける。
3. 鏡を見ながら練習してみよう。自然でさわやかな、自分に似合う笑顔のスタイルを見つけてみよう。
いかがだろう。簡単でしかも効果絶大の2016年の運気の上げ方。たかがスマイル、されどスマイル。どんな人生も必ずおいしくする「秘伝のたれ」のようなスマイルで、筆者も開運とイメージアップを姑息に狙っている。次回は、笑顔のさらなるミラクルパワーと、ベストなスマイルの作り方をご紹介したい。
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