みなさま、こんにちは。犬猫写真家の新美敬子です。世界を旅して街角で出会った犬や猫と人との暮らしを撮り続けて25年以上たちます。
犬も猫も大好きですが、どちらかというと猫の写真を撮ることが多く、自宅でも5匹の猫を飼っています。
私たち現代人は時間や仕事に追われ、とてもあわただしく生きていますが、猫の生活は真逆です。の~んびりして好きなことしかしない。まわりなどほとんど気にせず、とことんマイペース。猫の姿を見ていると「ああ、こういう生き方をしたいなぁ」と学ぶことがたくさんあります。
このシリーズでは私が25年の経験で、猫から学んだ人生のワザや楽しみ方を、みなさまにお伝えしていきたいと思います。
第2回目は「猫に学びたい!美味しく『ご馳走』になる技術」。
新年会シーズン、上司や取引先の人などからごちそうになる機会も多いですよね。猫に学んだ「極意」で、上手にごちそうされちゃいましょう!
第1回:猫に本気で学びたい!「どこでも眠れる」技術
「ごちそうしてよかった」と相手に思わせる極意
日本人に意外と多いのは「おごられ下手」。
「ごちそうしてもらうと思うと、気を遣って楽しめない」「遠慮するから、お酒も料理も食べた気がしない」なんてマイナス・モードになっていませんか?
その点、猫は違います。
「おなかがすいたよ~」と堂々と催促して、好きなだけ平らげます。満足顔でグルーミングなどしている様子を見ると、エサをあげた側は、「おいしかったんだな、喜んでくれたんだな」と、とっても幸せな気持ちになります。
これを学ばない手はありません。どうせごちそうしてもらうなら、自分も満足して、相手にも「ごちそうしてよかったな」と喜んでもらいたいですよね。
では、猫に学びたい「上手にごちそうになる技術」を5つ紹介しましょう!
「ご飯おいしい~」世界中の猫たち
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今朝もおいしいごはんを食べた。感謝を込めて毛づくろい
(マルタ・マルタ島にて。撮影:新美 敬子)
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「見知らぬ顔だけど、一応」と、猫流あいさつをしてくれた
(ポルトガル・エヴォラにて。撮影:新美 敬子)
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お母さんといっしょにおいしく食べた。もっと食べたい
(モンテネグロ・ヘルツェグノヴィにて。撮影:新美 敬子
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釣れたばかりの小魚をもらった。一所懸命にいただく
(マルタ・マルタ島にて。撮影:新美 敬子)
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行儀よく待てば、いつもの足音が。ゆっくりと出迎える
(イタリア・シシリー島にて。撮影:新美 敬子)
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日の出とともに現れるおじさんが、今日も来てくれた!
(マルタ・マルタ島にて。撮影:新美 敬子)
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饗されていたのは、ショート・パスタのチーズまぶし
(イタリア・シシリー島にて。撮影:新美 敬子)
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待ちきれず、迎えに来た。給餌場所までいっしょに歩く
(マルタ・ゴゾ島にて。撮影:新美敬子)
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ここから先のダイニングへは進入禁止。じっと待つ……
(キューバ・トリニダードにて。撮影:新美敬子)
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「わたしのお皿、空なんですけど!」。じっと待つ……
(香港・長洲島にて。撮影:新美 敬子)
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おいしいドライフードをいただいた。もっとほしいなぁ
(ギリシャ・ロドス島にて。撮影:新美 敬子)
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待ちわびて一言。「いつもの人、来るのが遅いなぁ」
(クロアチア・リエカにて。撮影:新美 敬子)
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暑い地域では新鮮な水もごちそうだ。神妙な顔をして飲む
(タイ・チェンマイにて。撮影:新美 敬子)
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おなかいっぱい食べたあとは、気持ちよくシエスタへ突入
(マルタ・マルタ島にて。撮影:新美 敬子)
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信頼と感謝の気持ちを伝えるため、体を斜めに
(マルタ・マルタ島にて。撮影:新美 敬子)
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