その症状は花粉症の皮膚炎かもしれません

目や鼻に症状がなくても発症するケースも

花粉症はいつ発症するかわからない。他人事と決めつけずに対処法を知っておこう(写真:わたなべりょう / PIXTA)

なんとなく最近、肌が乾燥してメイクのりが悪い……もしかして花粉症皮膚炎かもしれません。

あちこちでくしゃみをしている人が目立つ季節。「でも私には花粉症なんて、関係ないわ」と思っている人もいるでしょう。そういう人の中にも、「花粉症皮膚炎」の人が増えています。

花粉症皮膚炎の症状と検査方法

この連載の過去記事はこちら

花粉が肌についてアレルギー性の皮膚炎を起こすのが、花粉症皮膚炎です。軽い場合はなんとなく乾燥する、メイクのりが悪いという程度の自覚症状ですが、ひどくなるとかゆみを起こしてかいてしまう、さらに真っ赤になってひりひりし、水もしみるなどということも。

鼻水が出る、目がかゆくなる、そういういわゆる花粉症の症状がなくても、花粉症皮膚炎を起こす人がいます。つまり、鼻や目に症状が出ないで、皮膚だけに出るということです。花粉の飛ぶ時期になると肌が乾燥するなどの症状が出る場合には、花粉症皮膚炎が疑われます。通常の花粉症と同様に、晴れた暖かい日や風の強い日に症状が強く現れる傾向があります。皮膚炎はまぶたに強く現れる場合と、ほほを中心に現れる場合があります。首にまで症状が出る人もいます。

花粉症皮膚炎かどうかは、アレルギー検査をするとはっきりします。通常の花粉症に対しては血液検査で原因を調べることができますが、花粉症皮膚炎の場合は、スクラッチテストのほうが確実です。皮膚を細い針先でこすって微細な傷をつけて、花粉の試薬をつけて反応が出るかを確認します。アレルギーを専門的に扱う耳鼻科か皮膚科、内科などで検査を受けることができるので、病院のHPなどで確認するか、問い合わせてみましょう。

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