その症状は花粉症の皮膚炎かもしれません 目や鼻に症状がなくても発症するケースも

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花粉症皮膚炎になってしまったら、まずは花粉を浴びない工夫をすることが大切です。マスクをして出かける、衣類は花粉の付着しにくいもの(フワフワしたものよりはツルッとした素材)にする、部屋に入るときに衣類をはたいて花粉を落とす、洗濯物は外に干さない、など、通常の花粉症と同じ対策をします。

化粧水の重ねづけはNG

次にスキンケアです。花粉症皮膚炎を起こした肌は敏感になるので、スキンケアは敏感肌用のものにして、また、使うアイテムの数を減らしてシンプルにします。洗顔後につけるものは、保湿美容液一本にするとよいでしょう。乾燥するからと、化粧水を何度も重ねづけするなどは、かえって刺激になるのでNG。保湿美容液をたっぷりと、肌にのせるようにつけたら、あとは触らないようにしましょう。
メイクはリキッドよりもパウダー系のファンデーションが肌にやさしいので、そちらがおすすめです。クレンジングはリキッドやオイルタイプでなく、クリームかジェルタイプのものを選び、こすらないようにそっと落としましょう。

どうしてもかゆくなってかいてしまう場合や、水がしみたりする場合には皮膚科を受診したほうがよいでしょう。一般には、抗アレルギー剤の内服や、ステロイドの塗り薬を使って治療します。

アレルギー性の病気は、体調にも影響されます。早寝早起きをして、バランスよい食事をとるなど、普段の健康管理が、症状をひどくしないために大切です。いつ誰が発症してもおかしくないのが花粉症です。他人事と決めつけずに、疑わしい場合は早めの対処をしましょう。

吉木 伸子 皮膚科・美容皮膚科医院長

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よしき のぶこ / Nobuko Yoshiki

皮膚科・美容皮膚科「よしき皮膚科クリニック銀座」院長。皮膚科医。1993年横浜市立大学医学部卒業、 同年慶応義塾大学病院 皮膚科学教室に入局。1994年浦和市立病院(現さいたま市立病院)皮膚科勤務。1996年埼玉県大宮市(現さいたま市大宮区)のレーザークリニック勤務。その間、アメリカ・オハイオ州クリーブランドクリニック形成外科、日本漢方研究財団附属渋谷診療所にて、美容医療および東洋医学の研修を行う。日本美容学校皮膚科非常勤講師を兼任。
1998年「よしき皮膚科クリニック銀座」を開業、現在にいたる。TV出演や雑誌の連載など多数。主な著書に『美容皮膚科医が教えるあこがれ「美人」のつくりかた』(日本文芸社)や『いちばん正しいスキンケアの教科書』(西東社)などがある。
 

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